講習会について

JWGKでは,International Society for the Advancement of Kinanthropometry (ISAK)が標準化した身体計測を行う技術を身につけるための講習会を開催しています。講習会では身体計測に関する理論を学ぶとともに、多くの時間を割いての実習を行うことにより精度の高い身体計測技術を身につけることができます。本講習で学ぶ技術は、栄養状態、生活習慣やトレーニング効果などの評価判定に有益なものであり、また国際的に共通した技法であるために、今後の国際協力事業や国際共同研究での活用が期待できます。また、最終の試験および測定誤差の審査に合格することで、ISAKにより4年間有効な国際身体計測技師としての認定を受けることができます。

認定のコースは初級段階のレベル1から4段階にわかれています。

  • レベル1:
    基本項目(4項目),周径囲(6項目),皮下脂肪厚測定(8項目),骨幅測定(3項目)と基本的な理論を含み,身体計測に興味のある方が最初に必要となる事項を含んでいます。
  • レベル2:
    レベル1認定後6か月以上経過している方を対象としています。より多くの計測を希望する方を対象としており,基本項目(4項目),周径囲(13項目),皮下脂肪厚測定(8項目),骨幅・厚さ測定(9項目),骨長・高さ測定(9項目)とより深い理論と活用について学びます。
  • レベル3:
    人体,健康,スポーツ,栄養などに関する修士号や博士号を持ち,指導経験がある方を基本的に対象としています。また,十分な計測経験を有すること(フルプロファイル100例など)が必要です。レベル1やレベル2の講習会を開催できるように,正確な計測技術,より深い基礎的及び応用的な理論の習得を目指します。
  • レベル4:
    レベル3として講習会の開催経験が豊富で,より高度な知識,大きなプロジェクトへの参加,身体計測に関する多数の出版物などがある場合に,他のレベル4によって推薦・認定されます。

ISAK認定国際身体計測技師(Anthropometrist)とは?

国際的に認められる正確性と再現性で身体計測が行え、また計測したデータを活用するだけの知識を有するとISAKから4年間有効の認定を受けた者を指します。身体計測技師としての認定を受けるためには、ISAKが定めた国際身体計測技師認定制度(The International Anthropometrist Accreditation Scheme:IAAS)に基づくコースを受講後、実技試験に合格したうえでさらに期日までに提出課題を提出する必要があります。認定期間が終了した場合は,再認定試験(実技試験と20名のプロファイル提出)によって,認定期間を延長することができます。2024年3月時点で最高位であるレベル4は世界中に16名しかいません。日本には指導を行えるレベル4が1名、レベル3が2名います。

日本におけるISAK基準の普及と身体計測技師の育成

日本国内では、ISAK基準の普及と身体計測技師の育成が2002年から始まりました。これまでに兵庫県・姫路市や福島県・郡山市、東京都(新宿区、豊島区や北区)、埼玉県・坂戸市のほか、広島県・広島市などでIAASが開催され、理学療法士、柔道整復師、栄養士、管理栄養士、養護教諭、アスレティックトレーナーなど多岐にわたる職種の方が認定コースを受講し、国際身体計測技師として認定を受けられました。レベル1の認定を受けた後、レベル2にステップアップされた受講生もいます。
現在は通常年に2回、冬と夏にレベル1計測技師のための認定プログラムとレベル1,2の再認定試験が開催されており、数年に1度の頻度でレベル2の認定プログラムが開催されています。

問い合わせ先:isak.jwgk@gmail.com
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